メジウムとも呼ぶ。絵具に様々な表情を与えるペースト状のもののこと。
絵具に混ぜたり、絵具の下地に使う事で透明感が増す、定着が良くなる、乾きが遅くなる、盛り上げてもひび割れしなくなる、砂やビーズのような質感が出る、にじむようになる等、様々な効果が得られるようになる。
様々な絵具にそれに適したメディウムが作られていて、特にアクリル絵具で種類が豊富。
Month: April 2006
椋炭
椋の木の枝で作られた木炭。
明礬
茄子漬を作ったり、温泉、理科の実験や化学でも御馴染みの物質。
市販されている明礬には、生明礬と焼き明礬があり生明礬は焼き明礬よりも効果が強い。
美術では主に日本画・書道・染色・陶芸・マーブリングで使われる。
[日本画]
生明礬を使用。
膠液に少量加えて使うとにじみをおさえ、絵具の剥落を防ぐ事ができる。
和紙に絵を描く前ににじみを調整するドーサ引きの際に使用。
[書道]
日本画同様、にじみを抑える為に使われる。
[染色]
染物で染料を布に固定させる媒染剤としてはたらく。また、発色を良くする。
[陶芸]
礬水液(ドーサ液)を作るのに使う。
[マーブリング(墨流し)]
発色を上げる為に使われる。
水筆
軸の中に水を入れておき、そこから水が滲み出てくる為筆洗がなくても描画可能な筆の事。のばしやぼかしがきき透明水彩(淡彩)に向いている。のばし・ぼかし以外の技法(特にドライブラシ、不透明水彩絵具のフラットな塗り、厚塗り等の水の量が増えると扱い難くなる技法)を使う場合は中の水を抜いて筆洗を使用すればできない事もないが、普通の筆と比べて筆先に耐久性やコシがないので普通の筆を使った方が無難。
水刷毛
日本画の水張り(仮張り)で使われる、水のみを含ませる刷毛の事。
水金箔
金箔の一種。仏師箔ともいう。金と銀が大体1:1の割合でできた箔で、両方の性質を併せ持ちます。
丸ペン
ペン先の一種。
他のペン先よりも一回り細くできていて、丸ペンに対応したペン軸が必要となる。
細くて弾力のある線を引ける。
丸筆
筆の先が丸い筆。細かい描き込みに適する。ラウンド。
水張りテープ
紙テープの片側に水に溶ける糊が塗られたもの。 水張りの際にこれを使ってとめると、手間がかからずとめやすい。紙テープの色によって値段に差があるが、機能としては同じ物。パネルを額装せずにそのまま展示する場合はクラフトだと安っぽいので、他の色を使ったりする。
水張り
紙に水彩で描く時に、紙が水を吸って波うってしまったり大きさが変わる事が無いように
あらかじめ水をつけてパネル(板)に張ることをいう。
様々な手順があり、道具も色々あるが結果的に紙がピンと張っていればいいので自分に合ったやり方を探すとよい。
マスケットインク
マスキングに使う液。筆やペンにつけて使い、乾燥するとゴム状になる。マスキング液。
テープやフィルムフィルムとは異なり細くて自由な線や面を引ける。
筆についたまま液が乾燥すると固まってとれなくなるのでまめに洗うようにするが、もし固まってしまった場合には専用の筆洗液か除光液でとる事ができる。
はがす時にはラバークリーナーを使用するとやりやすいが、指やピンセットでも代用可能。
マスキングフィルム
マスキングに使うフィルム。
幅が広いので、面のマスキングに向く。
粘着力に種類があり、用途に合わせて選ぶ。
マスキングテープ
マスキングに使う粘着力の弱いテープ。直線をはっきり描くのに向く。
様々な幅のものがあり、紙をいためずはがすことができる。
長期間貼り付けたままにしておくと糊が画面に残ったままになる事があるので、
作業が終わったら早めにはがしたい。夏季は特に注意する必要がある。
めのう棒
箔を磨くのに使う棒のこと。テンペラで見られる鏡のように滑らかな金箔はこれで磨いてつくられる。
箔を置いた後、その上をめのう棒で丁寧にこする事によって箔の細かい凹凸が伸ばされ、まるで鏡か金の塊のような輝きを放つようになる。工芸や、テンペラでもレリーフのような凹凸があるものでも磨けるように、使う場所に応じて様々な型・大きさがある。
素材はめのうに限らず、ガーネット等の硬度7程度のなめらかで均質な石であれば使える。めのうの中でもオニキス等のアゲート類、カーネリアンやサードといったカルセドニー類が使われているものなど、バリエーションも多く眺めているだけでも楽しい。
宝石が使われているだけあって、絵画材料としては非常に高価で1万円前後するものが多い。だが、工芸や陶芸で使われるめのうのヘラ(棒になっていないもので、直接めのうを持って使うもの)は比較的安価に手に入る事が多く、そちらでの代用も可能。
っつーか、硬さが同じならガーネットでもいい、という事は宝石にこだわる必要があるのでしょうか。合成めのう棒か何かあっても良いような気は致しますが、決して需要のある物ではないから作らないのかな。確かに金地にめのうって似合いますけど、ねぇ。
マスキング液
マスキングに使う液。筆やペンにつけて使い、乾燥するとゴム状になる。マスケットインク。
テープやフィルムとは異なり細くて自由な線や面を引ける。
筆についたまま液が乾燥すると固まってとれなくなるのでまめに洗うようにするが、
もし固まってしまった場合には専用の筆洗液か除光液でとる事ができる。
はがす時にはラバークリーナーを使用するとやりやすいが、指やピンセットでも代用可能。
マスキング
画面の一部分を色がつかないように保護すること。
インクやフィルム、テープ等で覆った部分には上から絵具をかけても、
剥がす事によって地の色を出す事ができる。
エアブラシ(細かい作業がしにくい)で良く使われる他に、ハードエッジ技法等で使用する。
和紙などの繊維の出ている紙に糊のついたマスキングを使うと紙を傷めるので、
代わりにトレーシングペーパーをしっかり押さえて使うとよい。
マーブリングコーム
マーブリングで、絵具をかき回して模様を作るための道具。
マーブリング
墨流し。粒子の細かい絵具を水面に落として、その上に紙を浮かべる事によって浮かんだ絵具のつくる模様を紙に写しとる技法。
絵具を落とした後に棒や櫛(マーブリングコーム)でかき混ぜると模様に変化をつける事ができる。
ネイルアートではウォーターマーブルとも呼ばれる
マーカー
元々は印をつけるための筆記具。発色が非常に鮮やかで、特に準備をしなくても手軽に描ける事からデザイン、イラストで良く用いられる。大きく分けて水性、油性、アルコールを溶剤としたものの3種類があり、その中でも染料を使用したもの、顔料を使用したもの、ペン先の形状などによって様々な種類がある。 混色が困難なので階調表現には重ね塗りやぼかしが多用される。
水性マーカーは水に溶けるので、水に溶かして透明水彩やカラーインクのように使う事ができる。 染料インクを使っているものが一般的で、耐光性が低く短期間で色褪せすることが多い。例外として三菱のポスカ(顔料インク使用、水性だが乾くと耐水性。金属やプラスチックにも描けて不透明)のような水性ペンもある。
油性マーカーは金属やプラスチック等様々な素材に描けて、マーカーの中では比較的耐光性が高い。耐水性なので他の水性絵具と併用しても流されることがないが、紙などの吸収性のある素材に描いた場合はにじみやすい。文字やPOPに使われるものが多く、描画用に使われる事は少ない。
アルコール系マーカーは最もデザイン・イラストに使われる事が多く、美術デザイン向けマーカーの種類は最も豊富。ペン先の形状や色数、オプションの種類が非常に多く特にToolsのコピックシリーズが代表的。コピー紙に適したマーカーで、更にコピーのトナーを溶かさないので原画を複製して着色することができる。
粉末膠
膠の一種。三千本膠を砕いたもので、ふやかす必要が無いので便利。
粒膠と似ているが、原材料に違いがある(粒膠は魚由来、三千本膠は牛由来)。