PNG画像の軽量化/ファイルサイズ対策あれこれ。
減色をする
画像処理ソフト付属の機能よりも、Yukariなどの減色専用ツールの方がきれいに減色できることがあります。
また半透明を含むPNG画像は、PNGquantでアルファつきの256色以下に減色できます(→PNGquantの使い方)。
PNGquantを通した後の画像は一部のソフト(photoshop含む)で正常に開けないので、必ず最後の工程で減色をして元画像は残すようにします。
Flash(PC/モバイル)上での再生に関して問題が起きたことはありませんが、よほどファイルサイズの制限がきつい場合でない限り使わない方が無難かもしれません。
スライスを使う
一つのイメージの中にJPGの方が適した部分とPNGの方が適した部分がある場合は、画像を切り分けて別々の形式で保存した方が良い場合があります。
Photoshopの場合、スライスツールとWeb用に保存が便利。
また、パーツによって色数を変えることでも大幅にファイルサイズを落とせることがあります。
最適化を行う
PNGの圧縮を最適化するツールを使用して、画質を変えずにファイルサイズを落とします。
BlastPNGは、OptiPNG、PNGOUT、pngrewite、cPNGCを一括でかけることができます。
ソフトをインストールできない環境では、ブラウザから利用できるpunypngが便利です。
携帯Flash向けには、アルファつき24ビットPNGの減色と最適化を行うバッチファイルを書きました。
こちらの記事もあわせてごらんください。→携帯Flash向け:PNG画像の最適化バッチファイル