(1)コピー&ペースト
・透過していない画像
・面積の小さいもの、または画質が多少劣化しても構わない場合
以上のような画像であれば、直接photoshop等の画像編集ツールにコピペできます。
その際、Flashの[編集]→[環境設定]→[クリップボード]を以下の設定にしてください。
・色深度…32ビットカラー(アルファチャンネル)
・解像度…72dpi
・サイズ制限…5000KB
画像編集ソフトの標準が72dpiであることが多いため、解像度が72dpi以外のものに設定されているとコピー&貼り付け前後で画像の縦横サイズ(px)が変わることがあります。標準では「画面サイズに合わせる」になっているので注意してください(windowsの標準は96dpiのためズレが生じます)。
画像が透過を含む場合は透過部分が黒く表示されてしまいますので、次の(2)(3)のいずれかの方法を使います。
(2)swfから画像を抽出する
・8ビットカラーの透過を含むPNG画像、透過しているGIF画像
・JPEG画像
以上のような画像は、一度swfにパブリッシュしてからHugFlashのようなswfから画像を抽出できるツールを使用するとファイルをまとめて取り出すことができます。
Flash上でJPEG画像の圧縮を使用していると、圧縮後の劣化した画像が取り出されます。
圧縮を使用しているかどうかは、[ライブラリ]パネルからプロパティを選択して確認できます。PNGやGIFの場合は[圧縮:]で[ロスレス]を選択、JPEG画像の場合は「読み込んだJPEGデータを使用する」にチェックを入れてください。
また、半透明を含む24ビットPNG画像を取り出した際には半透明部分の色調が黒色ががって見える場合があります。
その際は(3)の方法で画像を取り出してください。
(3)Flashの書き出しを使用する
・24ビットの半透明を含むPNG画像
・各種画像やFlash上のパスを画質を劣化させず正確に抽出したい
以上のような場合はFlashの書き出しを使用します。
1.新規作成したFlashのステージ上に取り出したい画像を配置します。
2.[ファイル]→[書き出し]→[イメージの書き出し]を選択します。
3.ダイアログで保存先とファイル名を指定し、種類をpngにして保存します。
4.次のダイアログで[解像度:72dpi]、[範囲:イメージサイズ]、[カラー:24ビット(アルファチャンネル)]を選択し、[OK]を押します。