リキテックス メディウム

・リキテックス クリアジェッソ
透明のジェッソ。やや粗目でパステル・コンテ・鉛筆・色鉛筆向き。
色のついている紙や、アクリルで塗られた上からパステル等を使う時に事前塗布すると色ののりが良くなる。
クリアジェッソにリキテックスの絵具を混ぜると、透明感のある色つきの下地としても使える。
原液、または2割程度の水で薄めて刷毛・ローラー・スポンジ等で塗布するとまんべんなく塗れる。
50ml¥330、300ml¥1250、500ml¥1950。

・リキテックス スーパーヘビージェルメディウム
超高粘度のジェルメディウム。
普通のジェルメディウムよりも硬く、絵具に混ぜるとツヤと硬さが出る。
また、通常のアクリル絵具よりも乾燥による痩せ・収縮が少なく油絵具のような盛り上げができる。
絵具の練りを硬くしたい時や、油絵具風の表現をしたい時に。
300ml¥1450。

・リキテックス スロードライ ジェルメディウム
乾燥を約40%遅らせる盛り上げ用のジェルメディウム。絵具と混ぜて使用する。
盛り上げながらゆっくりと乾燥するため、油絵具のような画面上での混色が容易になる。
また、絵具に混ぜる量に制限が無く、どれだけ混ぜても最終的に乾燥する。
筆のタッチを出さずに乾燥を遅らせる場合はスロードライ ブレンディングメディウムの方を使う。
300ml¥1450。

・リキテックス スロードライ ブレンディングメディウム
乾燥を約40%遅らせるメディウム。絵具と混ぜて使用する。
ゆっくりと乾燥するため、画面上での混色が容易になり
筆のタッチの出ないなめらかなぼかし・グラデーションを作ることができる。
なめらかな表現となるため、リキテックスのレギュラータイプよりも
粒子が細かく練りの柔らかいリキテックスソフトタイプと混ぜる方が適している。
混合量に制限はなく、多く混ぜるほど色に透明感が出て、のびが良くなる。
筆のタッチを出し乾燥を遅らせる場合はスロードライ ジェルメディウムを使用する。
120ml¥650。

・リキテックス グロスバーニッシュ
乾燥後に画面に塗布し、表面を保護しながらツヤを出す効果がある。
完全乾燥(アクリル絵具の場合一週間程度)させた画面に、
柔らかい筆を使って泡のできないよう静かに塗布する。
高い透明性があり水性。柔軟性があるので乾燥後丸めることができる。
50ml¥330、120ml¥550、240ml¥990。

ターナー アクリルガッシュ ジャパネスクカラー

全45色。20ml入りチューブ。

アクリルガッシュのシリーズで、絵具の中に粉が混ぜてありざらざらした質感。
日本画の絵具とは少し違うが、独特のテクスチャがある。

アクリル絵具としては微妙な色味を手軽に出す事ができて便利。
岩絵具というよりも、かさね色目や染料からとった色名が多く、日本画絵具の代用として使う事は難しい。
例えば白群にあたる色がなく、ジャパネスクカラーでの淡水色で代用する事になるが、淡水色はむしろ日本画絵具でいうところの水浅黄の細かいものに近い。

発売時24色だったが増色して45色になった。

リキテックス ベーシックスアクリルカラー

全36色(2色は金銀)118ml入り。

練りはレギュラータイプよりもややゆるめ?
全てのリキテックスシリーズの絵具やメディウムとの併用が可能、その他の色数豊富なラインと色味を合わせ易い事からも大作用絵具の中では最も幅広い組み合わせ方ができる。
75ml入りのベーシックス・マットと使い分けたい。

ターナー ネオカラー

合成樹脂を糊材に使用した短期間屋外用絵具。乾燥後は耐水性。
不透明・つや消しで様々なものに描く事ができ、コストパフォーマンスに優れる。
短期間用と書いてあるだけあり、耐久性はあまり無いものと思われる。
看板、広告、学園祭、舞台装飾など短期間で大容量を必要とするものに向く。

ネオカラー専用の懸垂幕としてターナーネオクロスがある。
ビニロン布で、綿布に比べて絵具を吸収しないので絵具の使用量も乾燥時間も少なくて済む。縫い合わせ・切抜きも可能。

また、屋内用カッティングシートとして同じくターナーから出ているネオカラーシートとの併用も可能。ネオカラーシートの上から直接ネオカラーで描く事ができる。

100ml瓶 18色
250ml瓶 33色
600ml缶・3L缶 30色(青金・赤金・銀を除く)
青金・赤金・銀には専用メディウムが必要。これら特殊色は250ml瓶のみの販売

ゴールデンアクリリックス

20・60mlラミネートチューブ85色
メディウム31種類
70%の色が単一顔料で作られている為混色による濁りが起きにくく、鮮やかで爽やかな発色をする。リキテックスをディープ、ホルベインを日本的な強さを持つソフトとすると、アメリカ的ビビッドさを持つアクリル絵具らしいアクリル絵具といった印象を持つ。大容量の絵具はオーダーする事ができる。
2002年8月