シンボルの使い回し方4通り

Flashでは同一のパーツを使い回すことでファイルサイズを減らしたり、制作過程を効率化することができます。
以下は、できるだけファイルサイズを増やさずに見た目のバリエーションを作るための方法です。

(1)インスタンスに明度/着色/アルファ/詳細を設定し、カラーバリエーションを作る

インスタンスを選択した状態で[プロパティ]パネルの[カラー]の欄から色をつけることができます。
はじめは[なし]に設定されています。

・明度…プラスに設定すると明るく、マイナスに設定すると暗くなります。
・着色…指定した1色で塗りつぶします。塗りつぶしの濃さを設定できます。
・アルファ…透明度を調整します。0%で完全に透明になります。

[詳細]は色調の変更を行う時や、着色とアルファの効果を同時に適用する時に使います。
[詳細]を選択後、[設定…]ボタンをクリックするとカラー設定のためのダイアログが出てきます。
赤、緑、青のそれぞれの値が色調、アルファの値が透明度に影響します。

(2)共通部分のある画像は使いまわし、差分はレイヤで重ねる

例えば、白馬とシマウマが並んでいるようなイラストの場合では、
「白馬」と「シマウマ」で別々のシンボルを用意するよりも
「白馬」と「シマだけ」のシンボルを用意し、2つのシンボルをFlash上で重ね合わせる方がデータが少なくて済みます。

「人A」「人B」「人C」を描く場合にも、
・「顔シンボルA+髪型シンボルA」
・「顔シンボルB+髪型シンボルB」
・「顔シンボルA+髪型シンボルB」
のようにパーツを使いまわすことで、ファイルサイズを膨らませずにバリエーションを作れます。

(3)変形・斜形・反転を使用する

インスタンスに変形をかけることで、共通のシンボルを使用できる場合があります。
例)真正面から見た蝶のイラストのような、対象の画像の場合
…半分だけの蝶のシンボルを作り2つ配置、片方を反転させます。
例)同じ形の花びらが5つ並んだ桜のような画像の場合
…1枚の花びらをシンボル化し、コピーしたものを回転させて配置します。

(4)テクスチャやパターン画像は塗りに指定して敷き詰める

テクスチャの当たっている部分や、水玉模様などの繰り返しのある画像の場合、シェイプの塗りにシームレスパターン(並べてもつなぎ目の見えない画像)を指定することで軽量化できます。

1.photoshopなどでシームレス画像を作成
2.Flashにドラッグ&ドロップし、ライブラリに登録する
3.ステージ上にシェイプを作成する
4.[カラー]パネルでタイプを[ビットマップ]に変更、サムネイルからシームレス画像を選択

以上の手順で、シェイプの塗りに画像を隙間なく敷き詰めることができます。
敷き詰めた画像が歪んだりズレが発生した場合は、シェイプを基準点右下でシンボル化してください。

補足など

・複数組み合わせて活用するといい感じ
例えば以下のような手順では、Flash上でパターンのカラーバリエーションを作れます。
1.透過PNGで作ったシームレスパターンをシェイプの塗りに指定
2.[カラー]で色のバリエーションをつける
3.下に敷くシェイプの色との組み合わせで複数カラーバリエーション作成

・(4)を除く(1)~(3)の手法は、制作のスピードアップやファイルサイズの軽量化には役立ちますが、携帯での再生時にメモリを食うことがあるため注意してください。

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