膠で溶いた岩絵具から膠を抜いて、粉の状態に戻す事。
膠で溶いた絵具はすぐに腐ってしまうので、一日の制作の終わりや余った絵具が出た時には膠抜きを行う。
絵具の入った絵皿に熱湯を注ぎ、少しかき混ぜたら岩絵具が沈殿するのを待って上澄みの湯を捨てる。これを数回繰り返す。湯か水を絵皿に入れて、電熱器で熱してもよい。
水干絵具や胡粉では顔料の粒子が細かすぎるため、膠抜きはできない。
これは熱湯を注いでも絵具が沈殿しないため。
デザインと美術の技術情報
膠で溶いた岩絵具から膠を抜いて、粉の状態に戻す事。
膠で溶いた絵具はすぐに腐ってしまうので、一日の制作の終わりや余った絵具が出た時には膠抜きを行う。
絵具の入った絵皿に熱湯を注ぎ、少しかき混ぜたら岩絵具が沈殿するのを待って上澄みの湯を捨てる。これを数回繰り返す。湯か水を絵皿に入れて、電熱器で熱してもよい。
水干絵具や胡粉では顔料の粒子が細かすぎるため、膠抜きはできない。
これは熱湯を注いでも絵具が沈殿しないため。