そのうち補足を足さなくちゃとは思いつつメモ的に箇条書きで。
このブログ内に関連エントリがあるものはリンクを貼ってあります。
この対処法はファイルサイズを減らすためのものです。
こちらの対策を行うことで端末での再生に使用するHeapメモリが増えることがあります。
メモリオーバー対策まとめ記事もあわせて参照してください。
シンボル、シェイプ
- 使いまわすことのできるシンボルや画像は極力使い回します。
- ビットマップ画像にした方が軽くなるようなシェイプは、ビットマップ画像として配置します。
- シェイプの曲線数(アンカーポイントとハンドルの数)を極力減らします。
- [修正]→[シェイプ]→[最適化]を実行すると、パスの曲線数を自動で減らせます。
- 自動で減らしきれない部分に調整を行う場合や、形が崩れてしまう場合はダイレクト選択ツールで編集を行います。
- 線のシェイプは、塗りのシェイプよりもファイルサイズが少なくなります。
細長い塗りの部分は線でトレスして置き換えたり、円を極太の線で表すことでアンカーポイントとハンドルの数を減らします。
Flash内のビットマップ画像の最適化
- シェイプにした方が軽くなるようなビットマップ画像は、シェイプとして配置します。
- 画質があまり重要でない場合、1/2に縮小した画像をFlash上で拡大して配置します。
その際、パスでマスクを切っておくとエッジがなめらかになり、粗が目立ちにくくなります。 - パターン状の画像など、繰り返しのできる画像はその最小単位を切り出しシェイプの塗りに画像を指定するなどして、敷き詰めて使います。
- 画像を複数枚に分割したり、部分的にパスを使用することでファイルサイズが減ることがあります。
- PNG画像の最適化を行います。
- JPEG画像の最適化を行います。
ActionScript
- 複数フレームで同じASを実行する場合は1フレームにのみアクションを書いておき、他のフレームからはcall()でアクションが書いてあるフレームを呼ぶようにします。
- できるだけ簡単なコードを書き、説明はコメント内に書きます。コメントはパブリッシュ後のswfファイルに含まれません。
- 変数名とフレーム名はできるだけ短いものにします。
その他
- ASで書き換えることのできるモーショントゥイーンはASで記述します。
- 同じ文字を繰り返し使用する場合、テキストは分解せず、埋め込みフォントを使います。
- 同じ文字があまり出てこないテキストでは、文字はすべて分解し、シェイプとして最適化を行います。