練り消しゴム

別称練り消し。練りゴム。ゴム等。
引っ張ると伸びる性質を持つやわらかい消しゴムで、主にデッサンに使用。
基本的には雑貨屋や文具店で売られているイチゴの香り等の変わり消しゴムと変わらないが、
扱い易さや消した時の紙へのダメージ、消え方が全く違うので画材店で売られているものを使いたい。
かなりの種類があり、様々なメーカーから発売されている。
指にべたつかないパウダー入りは紙に粉が残り、後に色付けで色が乗りにくくなることがある。
また、油分を含むものも絵具をはじく事があるので着彩に使うのは避けたい。最初から色のついたもの(ファーバーカステル(灰色)や伊研(緑))もある。
新しい練りゴムは消えすぎて不便なので(トーンを落ち着かせるのに不向き)古いものと混ぜながら使う。
つい何もしていない時にも練ったり触ってしまいがちだが、
手の油分や汗が混じるので使わない時は触らない方が良い(体温がうつって柔かくなりすぎたりもする)。
恐らく不必要な程練っている(汗や油が混じっている)からであると思われるが、
たまに恐ろしい異臭を放つこともある。できれば嗅がない方がいい。