スケッチブック

画用紙を本の形に束ねたもの。スケッチをする時に持ち運びし易いようにできている。
大きさ・綴じ方・紙の種類などによって様々な種類がある。
[天糊]
最も安価なスケッチブックに見られる。ばらばらになりやすいので注意。
[リング]
リングノートと同じやり方で綴じられている。最も紙や大きさの種類が豊富で入手しやすい。リング部分が曲がると開きにくい上に紙を傷めるのでペンチ等で直しておきたい。糊で閉じてあるものよりも丈夫に束ねられるので、開いた状態で横に広い絵を描く事もできる。描き上がった絵はそのまま本の形で保存できる。
[四方綴じ(ブロックタイプ)]
天糊が紙の四辺のうち一辺をとめたものであるのに対し、四辺すべてを糊でとめたもの。
全ての辺が固定されている為、水張りをしなくても紙が波打つ事が無く最も水彩に適している。
また、リングタイプと異なり画面を邪魔するものが無い為利き手がどちらであっても使い易く、画面全体を使う事ができる。
一箇所だけ糊のついていない部分があるので、一枚使う毎にそこにペーパーナイフ等で紙をはがして次の紙を使用する。高価。