日本画で抑揚のない線のこと。抑揚のない線を引くこと。
Author: Sarah
デッサンスケール
通称デスケル。
デッサンや絵の構図を決めたりバランスを取ったり中心の線を決めるのに使われるが、
あまりこれに頼りすぎると逆に狂った絵になってしまう事が多いのであくまで補助的に使いたい。
大抵プラスチック製で中心の線が引かれた窓がついておりそこを通してモチーフを見る。
腕が曲がっていたり少しでも角度が違うと全く違う見え方をするので、基準を決めて真っ直ぐ腕を伸ばして使う。
縦横の比率は描く紙によって異なるのできちんと紙の規格に合ったデスケルを使おう。
B版、木炭紙版、FPSM版(キャンバスのF、P、S、Mは1枚のデスケルで見る事ができる)が市販されている。
デスケル
デッサンスケールの略。ディスケールとも呼ばれる。デッサンスケールの頁を参照。
ディスケール
デスケルの事。デッサンスケールの頁を参照。
粒膠
膠の一種。スズキ科のニベという魚からとれる。
純度が高く腐りにくく、また接着力が強い。
ウサギ膠とこの粒膠は膨張させずに使う事ができるので便利。
ただし粗悪品が多く出回っているのでその点注意する必要がある。
別名パール膠。
つけペン
漫画で良く使われるペン。元々は英字筆記用のものが多かった。
木やプラスチックでできたペン軸に金属製のペン先を差し込んで、インクや墨汁をつけて書くペン。
付立筆
付立という技法に使われる筆の総称。
付立技法とは、日本画の技法で筆に含ませる墨、絵具、水の加減で一つの筆の中で濃淡をつけて描く描法。
筆をねかせて筆の腹を使って描くので、それに適した付立筆を必要とする。
付立の技法は円山派・四条派などの花鳥画に多く見られる。
茶墨
油煙墨の別名。油煙墨は茶色みを帯びた黒色であることからこう呼ばれる。詳しくは油煙墨の項を参照。
直接法
版画において直接材料を彫って版をつくること。直刻法ともいう。
直刻法
版画において直接彫り版を作る方法のこと。直接法ともいう。木版画や銅板のエングレーヴィング、ドライポイント、マニエール・ノワール等がこれ。消しゴム版画も直刻法になる。
これに対して、薬剤で板を腐食させて凹凸をつくり版にする方法を間接法(腐食法)という。
長流筆
毛筆のふくらみを生かして使う為、穂先が揃って腰のあるつくりになっている。
水墨画の線描きに良く使われる筆。
チバクローム
イルフォクローム、シバクロームとも呼ばれる。イルフォクロームの頁を参照。
ダーマトグラフ
色鉛筆の一種。元々は医療用で皮膚に印をつけるために使われた。
元々は三菱鉛筆の登録商標だが、一般名詞としても使われるのでこの呼び方を採用する。
多くは紙巻き式の色鉛筆で、平滑な面にも書ける事、芯が柔らかい為に書いた物を傷つけにくい事が特徴。
たらし込み
絵具が乾燥する前に、別の絵具をその上からのせること。ウェット・イン・ウェット。
たまペン
ペン先の一種。Gペンよりも強弱が出にくく、スクールペンよりも太い線を引ける。
元々は英字用だが、日本では日本語の文字を書き易いようにニュームが主流。
さじペン、カブラペン、スプーンペン。
タブレット
ペンタブレット、通称ペンタブ、又はタブ。
基本的にはマウスがペン型になったものと考えれば良いが、筆圧感知機能がついており表情のある線を引ける。
ペンの傾きを検知するものや、液晶ディスプレイに直接書くタイプのものもある。
タックス
キャンバスを張る為に使う鋲のこと。
キャンバス地を木枠に固定する際にこの鋲を使用する。
ステンレス製が一般的だが、ごみに出す際に分別の必要が無い(燃やせる)タックスもある。
油彩用・アクリル用・両用のものがあるので注意。
断ち切り線
漫画用の原稿用紙の中で、一番外側にある線のこと。外枠、仕上がり線、仕上げ線とも呼ぶ。この線は印刷された時の紙の縁にあたる部分で、普通タチキリ線よりも外に描いた絵や線は印刷に出ない(自分で印刷する場合は、出さない)。枠線の外まではみ出すような表現(タチキリ)をする場合は、断ち切り線の外側まで絵を描いておかないと印刷がずれた時に絵の無い部分ができる事があるので、数ミリはみ出して描くようにしておくと安全です。既成の原稿用紙でない場合や、白無地原稿用紙の場合はタチキリ線がないものもありますが、この場合でも見えていないだけでどこまでを印刷するかは把握しておく必要があります。印刷所や出版社によってはたちきり線の位置が異なり、専用の原稿用紙がある場合もあるので注意が必要です。
断ち切り線
漫画用の原稿用紙の中で、一番外側にある線のこと。外枠、仕上がり線、仕上げ線とも呼ぶ。この線は印刷された時の紙の縁にあたる部分で、普通タチキリ線よりも外に描いた絵や線は印刷に出ない(自分で印刷する場合は、出さない)。枠線の外まではみ出すような表現(タチキリ)をする場合は、断ち切り線の外側まで絵を描いておかないと印刷がずれた時に絵の無い部分ができる事があるので、数ミリはみ出して描くようにしておくと安全です。既成の原稿用紙でない場合や、白無地原稿用紙の場合はタチキリ線がないものもありますが、この場合でも見えていないだけでどこまでを印刷するかは把握しておく必要があります。印刷所や出版社によってはたちきり線の位置が異なり、専用の原稿用紙がある場合もあるので注意が必要です。
大理石板
チューブ絵具が登場する前、画家が油絵具を練りあわせるのに使っていた板。